2015/01/19

都内の駅前は全て高層マンション+オフィスでいい


自宅警備強化には、タワーマンションが最適だと思います。

ただ高層なのではなく、立地も重要です。
湾岸エリアに高層マンションが林立していますが、駅から遠かったりバスしかなかったりとなると、老朽化とともに価値が大きく下がってしまいます。

都内の駅周辺は、よほどのターミナル駅でないかぎり、まだまだ土地を有効活用できていません。
駅前にボロい戸建てやアパート、雑居ビルが建ち並んでいるケースがほとんどです。

そういう所を全部タワーマンションに建て替えるとどうなるでしょう?

下層階や日当たりの悪い区画はお店やオフィス、保育園等を入れて、それ以外は住居にします。
駅はホームが長いので、大抵は長方形の区画になります。
その4つの角に1棟ずつ建てると、十分な間隔が取れますので日照やプライバシーの問題は抑えられます。

元々の住人達を優先的に入居させても、まだまだ余裕があります。

多少通勤・通学で電車に乗っている時間が長くても、駅から家までの距離がほぼゼロになるので、入居希望者は途絶えないでしょう。

4棟あれば、職場と家が同じ駅という人も出てくるかもしれません。


山手線だけでも、以下の駅が使えそうです。
新橋、浜松町、五反田、目黒、恵比寿、原宿、代々木、新大久保、高田馬場、
目白、大塚、巣鴨、駒込、田端、西日暮里、鶯谷、御徒町、神田

働きやすさや子育てのしやすさは生活の質の向上につながります。
やっぱり、職場と家、学校や託児所が近くに集まっているのは、ラクなんですね。

近所の保育園に入れなくて、わざわざ遠くに預けたり、無認可で保育料が高かったり、
少子化と騒がれている割には、それを支援する環境整備が不足しています。

子育てのしやすさを謳っている郊外のニュータウンは、それが好きな人はそれでいいんです。
ただ、そこに住むということは、都心部で働くことを両立させるには非常に強いメンタルとフィジカルが必要です。

郊外への電車は、1本乗り遅れると5〜10分、本数が少ない路線は15分以上待つこともあります。

さらに、駅から10分以上の徒歩もしくはバスに乗る場合もあります。
バスは何分待てば来るでしょうか?

山手線は3〜5分間隔で運転しています。
郊外行きの電車を待っている間に、山手線でどこまで行けるでしょうか?

郊外の人がバスを待っている間に、都心の人は買い物を済ませて家で夕食を食べているかもしれません。

日本の競争力が低下しているとか、女性の社会進出が遅れているとか言われていますが、国や自治体がある程度の強制力を働かせて環境を整備しないと、根本的な解決にはなりません。

年金支給を1%減らすだけで年間5,000億円が浮きます。
タワーマンション1棟が150〜200億で建てられますので、25〜30棟分の予算です。

山手線だけで18駅ありますので、4棟ずつの計72棟が2〜3年分の予算で建てられます。
もちろん、余った区画は売りに出したり、賃貸にしたりして回収できます。

多くの人に恩恵のある開発です。

おじいちゃん、おばあちゃん、月20万円の年金支給額が1%減で198,000円になりますが、子ども達のために我慢してください。

駅前の不動産オーナーさん、ちょっとその土地を使わせてください。


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