2015/01/16

サーバーの保守料金は気休めになるか?


自宅警備強化のため、サーバーのメンテナンスも欠かせません。

Windows Server 2003のサポートが2015年7月15日が終了するため、
各社メーカーやベンダーがバージョン2012等への移行をPRしています。

XPのサポート終了時もいろいろとありましたので、今回は計画的にやりましょう
ということですが、サーバーっていろんな所にあるもので、
中小企業の事務所の片隅にホコリをかぶったPCサーバーがWindows 2000とか
2003でした・・・というようなことも有り得る話です。

新しいサーバーを購入するか、クラウドに移行するか悩ましいところです。
単純にホームページやメールサーバーとして使うだけなら
この機会にサーバーを捨てて、クラウドやレンタルサーバーに移すしかありません。

厄介なのは、微妙にローカルPCと連携していたりして外に出せないサーバーです。

こちらは買い換えるしかありません。
PCと違って、サーバーは商品サイクルが長く、数年前に購入したモデルが
まだ現役だったりします。

何でも新しいものを買う時に、どういう構成にしようか考えるのは
楽しいものですが、サーバーの場合はなかなか新しいものが出ないので
筐体よりも中身をどうするか、悩むことになります。

・CPU:コア数、スレッド数が大きいもの
・メモリ:8GB以上あれば
・ディスク:SAS、SATA、SSDどれにしようかな
・電源:冗長化できると安心
・RAID:最低でもRAID1でミラーリング
・NIC:グローバルとイントラと1つずつ
・サポート:最低でも翌日オンサイト、3年くらいあると安心

これらの条件を満たすものを物色してみると、
コストパフォーマンスが高いのは、DELL一択となりそうです。

比較的安いラインナップから冗長化に対応したモデルがあり、
他社とは10万円単位でモノの費用が変わってきます。

サポートは、利用せずに済むならその方がいいのですが、
万が一のことを考えると、対応年数やサポート内容の
細かなバリエーションから、納得のいくプランを選択できると思います。

同じ筐体を複数購入して、コールドスタンバイのように準備しておくか、
サポートを頼って解決するか、1つの分かれ目になるかもしれません。

複数購入するとなると、初期費用はもちろん、保管スペースや
いつでも動かせるように待機させておく手間が発生します。

どの程度のサーバー停止が許されるのかによって、どちらを選択すべきか
判断の難しいところですが、サーバー自体の信頼性が向上している
と考えると、当日オンサイト対応のサポートを付けるだけで
十分かもしれません。

どちらの場合も、使わなければ無駄になってしまいますが、
余計なモノを持たない方向に世の中の流れがありますので
思い切った選択をしてみたいですね。

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