2014/10/11

格安Thunderbolt→USB3.0変換アダプタが届いた


先日Amazon.comで注文したKanex KTU10 Thunderbolt to eSATA Plus USB 3.0 Adapterが届きました。

配送はi-parcelという業者とのことでしたが、日本国内は佐川急便と提携しているようです。


ドル建て決済を選択したので、$90.93が何円だったのか、クレジットカードの明細を見て見ないと分かりません。

レートはカード会社によって異なりますが、9/30にオーダーしたものが、翌日10/1付け1ドル=111.660円で換算されて10,153円でした。

一般的に、銀行系のカード会社は良心的なレートのようです。(10/1の終値は108.897円)
Amazon.comで購入時に円建てで購入することもできますが、当時は10,319円と表示されていたので1%ほどAmazonの手数料が上乗せされていたことになります。


シンプルなパッケージで、箱に説明書きがあるのみ。


裏面には日本語もありましたが、ポートに差すだけなので、特に説明がなくても分かります。

早速、iMac(21.5inch Mid 2011)に挿してみました。


う〜ん、あと一歩・・・
あと少しケーブルが長ければ机上に着くのですが、自転車のサドルを上げすぎてしまったような状態になっています。

ただ、高価なThunderbolt対応デバイスでなく、安価なUSB3.0周辺機器 が使えるようになったのは大きなメリット。
特に、HDDのバックアップに時間がかかりすぎていたのが、大幅に短縮できそうです。

Xbenchで計測したところ、内蔵HDDと外付けHDDがほぼ同じ値が出ていました。

1万円でiMac Mid 2011がパワーアップできる、余っているThunderboltポートを有効活用できる Kanex KTU10 Thunderbolt to eSATA Plus USB 3.0 Adapterは、コスパ最強でした!

2014/10/05

【閲覧注意】洗濯機の分解と掃除 [良品計画(無印良品) ES-R42A] 99年製


自宅警備員の業務の1つとして、家内の安全・安心を守るため、長年使っている洗濯機を分解清掃したので、ここに記録しておきます。

機種は無印良品の1999年製 ES-R42Aで、おもいっきりリコールの対象機種であるものの、シャープさんが点検に来てくれて問題なく使えています。
電気洗濯機(ES-R42A)の点検と修理について(平成 14年4月3日)


早速分解ですが、蓋の側面と背面のネジ計4つを外します。
側面は横向き、背面は下向きに刺さっていました。


蓋を持ち上げる時、背面には配線やホースが絡んでいるので、前面を持ち上げます。


簡単に外せるのは下のリング状のもので、4隅の爪が下部の槽に引っ掛けていました。



裏返すとカビが・・・


槽の方にも怪しい影が・・・



続いて底に付いているプロペラ(羽根)を外します。
+ネジですが、大きめの#3を使わないと潰れてしまいます。
羽根が動かないように押さえつつ、ネジを緩めるという苦しい作業でした。


ネジが外せたら、羽根を持ち上げます。
手で持ち上げようにも引っ掛かりがほぼないので、今回はL字の六角レンチ2本を左右均等に力が掛かるよう、脱水用の穴に引っ掛けてまっすぐ引き上げました。


裏面はやはり汚い・・・


羽根を外した本体側も汚い・・・
さらに回転槽を外すため、底部の六角ボルト4本を外します。
ボルトは比較的容易に抜けますが、槽を持ち上げるのに力の加減が分からず苦戦しました。


層の四隅からダンパーが槽を浮かせるような構造になっていて、槽を持ち上げようとするとバネが抵抗します。
長い間分解していないと、ボルト下のプレートが錆びて固着している可能性が高いので、回転槽だけを掴んで軽く捻りながら引き上げると外れやすいと思います。
※意外と重いので注意!!


回転槽を外したところ。
ぐぇぇぇ・・・・
洗濯物に黒い海苔状のものが付くのはこれが原因!


糸くずネットに水を通す部分は、特に汚れが溜まりやすいようです。
回転槽の周囲のネジを外すと、上半分が外れます。
糸くずネットの通り道はその後で外せます。
はめ込み式の溝の部分にびっしり海苔が溜まっていました。


六角ボルトを外した裏側

水槽の方も酷い汚れっぷり
こちらは取り外さなくても、水を入れてタワシでこすれば汚れが落ちます。
脱水モードでスタートすれば排水してくれます。



底にはヘドロ状のものが張り付いていました。


水槽と回転槽、プロペラを1本で繋いでいます。


ある程度キレイになりました。



羽根の周りは細かい構造なので、歯ブラシでは落としきれませんでした。
回転槽の裏側は、風呂場でシャワーとタワシ、歯ブラシで大抵の汚れは落とせます。


プラスドライバーの#3は一般的な工具セットに入っていないことがあるので以下のようなセットを買うと便利です。
特にラチェット式だとしっかり力が掛かるので初心者にも使いやすいと思います。



今回の作業で「あるといいな!」は高圧洗浄機です。
タワシでこするのはかなり重労働で、細かい部分は落としきれません。
高圧洗浄機ならピカピカになると思います。
7000円程度で買えるなんて、意外と安いんですね


そもそも分解掃除なんてムリという場合は、業者にクリーニングをお願いするのもアリだと思います。
後で調べてわかったのですが、1万円ちょっとでキレイにしてくれるんですね。
壊したらどうしよう・・・という不安と闘いながら分解し、タワシでこすりまくる作業がそんな金額で代行してもらえるなら、次からお願いしようかな・・・



これまでいろいろな洗濯槽クリーナーを試してきましたが、裏側があそこまで汚れていると意味がないんですね。
これからはこまめに洗濯槽クリーナーを使ってキレイを維持したいと思います。

(追記)
部屋干しでも臭わなくなりました!

2014/09/14

ThunderboltをUSB3.0、eSATAに安く変換する

全く使っていないThunderboltを有効活用するために、USB3.0に変換できれば・・・といろいろ物色していると見つけました。

Kanex KTU10 Thunderbolt to eSATA Plus USB 3.0 Adapter

ThunderboltをeSATAとUSB 3.0に変換してくれます。
本家サイトでも同じ本体価格$79.95ですが、送料が$20かかります。
Amazon.comは送料が$10.98ということで、$9安い!

Amazon.comも国内(アメリカ)送料無料が多くあるものの、日本への発送は$40とか送料がかかるケースが多いのですが、今回は許容範囲です。
Amazon.co.jpとは別にアカウントを作成する手間が若干ありますが、本家サイトでもいろいろ入力する手間は同じなので、Amazon.comから買います。

最近はMacもUSB3.0を標準搭載していますが、少し古い機種の場合はThunderbolt+USB2.0だったりするので、9,000円ほどでThunderboltが活用できるのは非常に魅力的です。

eSATAの代わりにGigabit Ethernetが付いたものもありました。
Kanex KTU20 Thunderbolt to Gigabit Ethernet Plus USB 3.0 Adapter
MacBookAir等、有線ポートが付いていない機種に便利そうです。

2014/08/31

羽田発着枠の拡大で大崎周辺の不動産価値が下がる?


2020年のオリンピックに向けて羽田空港の離着陸回数を増やそうと、いろいろ検討されているようです。

その中で、各所から不満が噴出しそうな都心部を低空飛行する案が下図「南風時2」です。
時間あたりの最大発着数が84回の案1と比べて案2は90回なので、効率はよくなるものの、下の地図と合わせてよく見ると、着陸時の低空飛行ルート下にどれだけの人が住んでいるでしょうか?

1500ft=457.2m
3000ft=914.4m



同じような市街地に近い福岡空港や伊丹空港で、発着する飛行機を間近で見たことがありますが、かなりの騒音です。


特に着陸時は徐々(約3度)に高度を下げていくので、騒音の範囲が広くなりがちです。
また、夜間は音の屈折により遠くの音が近くに聞こえることがありますので、離着陸時のエンジン音が気になるかもしれません。

大崎、五反田周辺は再開発でタワーマンションが多く建設、計画されていますが、上層階では飛行機との距離がより近くなります。

通常、高層階ほど坪単価が高く設定されますが、追加の騒音対策が必要だったり、騒音や墜落リスクを懸念して、売れ行きが悪くなったり、空室リスクが高くなる可能性があります。

りんかい線を経由して羽田空港にアクセスする路線をJR東日本が計画しているので、埼京線沿線の価値アップにはつながるかもしれませんが、長く安心して住む街としての価値は下がるかもしれません。

これほど影響度の異なる案を示すのは、A/Bテストのようなもので、「都心部上空を通過するルート」というだけで拒否反応を示す人達を納得させる意味もあるのだと思います。

結局、下図「南風時1」のように十分な高度に達してから都心上空を通過するルートにあっさり決まるのではないでしょうか。


旅行好きの自宅警備員(仮)としては、遠い成田よりも羽田が便利になるのは大歓迎です。



2014/08/30

ペットボトルのデポジット 2014 ヘルシンキ・コペンハーゲン


スーパー等でビン、缶、ペットボトル入りのものを購入すると、数十円のデポジットがレジで加算されます。
それを取り戻すために使用するのが写真のマシーンです。

大抵のスーパーで奥の方にこのマシーンがあります。
場合によっては、ホームレス風の人が大量のボトルを持ち込んで、おこづかいをゲットしている場面に遭遇するかもしれません。

丸い部分にボトルを入れると自動的にバーコードを読み取り、返金額をカウントしてくれます。
最後に緑のボタンを押すと、レシートが出てきます。


アメリカでもボトルを回収所に持って行けばデボジットを返してもらえるようですが、大抵は車でしか行けないような郊外にあり、旅行者が持って行くには現実的でなかったのですが、こちらでは1本から堂々と返金してもらえます。

他に買うものがあれば、レジで一緒に出せば支払額から差し引いてくれますし、買うものがなければレシートを渡して現金を受け取ります。

北欧は物価が高いので、スーパーで買った飲み物を片手に街をぶらぶらすることになりがちですが、飲み終わったら捨てずに取っておく、スーパーを見つけたら返金してもらう、という癖が付きました。

ヘルシンキ空港のターミナル2には、スタバ、免税カウンター、税関と並んでスーパーAlepaがあります。
もちろん、そこにもボトル回収マシーンがあり、デポジットの払い戻しを受けられますので、市内で立ち寄れなかった時でも安心です。

コペンハーゲンのとあるスーパーでは、マシーンは置いていなかったのですが、レジ前に空きボトルが積んであり、聞くとレジで直接返金してもらう方式でした。

公園でぼんやりしていると、ホームレス風の人が飲み終わったボトルを指さして「もらっていい?」と来ることもあります。

日本でもアルミ缶を集めて回っている人達がいますが、山盛り集めても500円くらいが相場とのことです。

写真の0.3ユーロは小さめのボトル2本分、約40円です。
日本のアルミ缶収集より10倍以上も割のいい仕事です。

人口密度や消費量が違うので、単純比較はできませんが、自治体が税金を使って集めて回るのと、使った人が持参して返金を受けるのと、どちらが効率いいのでしょうか。

もちろん、面倒臭がってゴミと一緒に捨ててしまう人もいます。
ゴミ収集時の分別はあまりされていようなので、デポジットはその分別コストという意味合いもあるのだと思います。

ホームレスが路傍に捨てられたボトルを拾ってスーパーで換金するのも、分別回収に協力してくれたことに対する謝礼と考えれば悪くない気がします。


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