2014/10/05

【閲覧注意】洗濯機の分解と掃除 [良品計画(無印良品) ES-R42A] 99年製


自宅警備員の業務の1つとして、家内の安全・安心を守るため、長年使っている洗濯機を分解清掃したので、ここに記録しておきます。

機種は無印良品の1999年製 ES-R42Aで、おもいっきりリコールの対象機種であるものの、シャープさんが点検に来てくれて問題なく使えています。
電気洗濯機(ES-R42A)の点検と修理について(平成 14年4月3日)


早速分解ですが、蓋の側面と背面のネジ計4つを外します。
側面は横向き、背面は下向きに刺さっていました。


蓋を持ち上げる時、背面には配線やホースが絡んでいるので、前面を持ち上げます。


簡単に外せるのは下のリング状のもので、4隅の爪が下部の槽に引っ掛けていました。



裏返すとカビが・・・


槽の方にも怪しい影が・・・



続いて底に付いているプロペラ(羽根)を外します。
+ネジですが、大きめの#3を使わないと潰れてしまいます。
羽根が動かないように押さえつつ、ネジを緩めるという苦しい作業でした。


ネジが外せたら、羽根を持ち上げます。
手で持ち上げようにも引っ掛かりがほぼないので、今回はL字の六角レンチ2本を左右均等に力が掛かるよう、脱水用の穴に引っ掛けてまっすぐ引き上げました。


裏面はやはり汚い・・・


羽根を外した本体側も汚い・・・
さらに回転槽を外すため、底部の六角ボルト4本を外します。
ボルトは比較的容易に抜けますが、槽を持ち上げるのに力の加減が分からず苦戦しました。


層の四隅からダンパーが槽を浮かせるような構造になっていて、槽を持ち上げようとするとバネが抵抗します。
長い間分解していないと、ボルト下のプレートが錆びて固着している可能性が高いので、回転槽だけを掴んで軽く捻りながら引き上げると外れやすいと思います。
※意外と重いので注意!!


回転槽を外したところ。
ぐぇぇぇ・・・・
洗濯物に黒い海苔状のものが付くのはこれが原因!


糸くずネットに水を通す部分は、特に汚れが溜まりやすいようです。
回転槽の周囲のネジを外すと、上半分が外れます。
糸くずネットの通り道はその後で外せます。
はめ込み式の溝の部分にびっしり海苔が溜まっていました。


六角ボルトを外した裏側

水槽の方も酷い汚れっぷり
こちらは取り外さなくても、水を入れてタワシでこすれば汚れが落ちます。
脱水モードでスタートすれば排水してくれます。



底にはヘドロ状のものが張り付いていました。


水槽と回転槽、プロペラを1本で繋いでいます。


ある程度キレイになりました。



羽根の周りは細かい構造なので、歯ブラシでは落としきれませんでした。
回転槽の裏側は、風呂場でシャワーとタワシ、歯ブラシで大抵の汚れは落とせます。


プラスドライバーの#3は一般的な工具セットに入っていないことがあるので以下のようなセットを買うと便利です。
特にラチェット式だとしっかり力が掛かるので初心者にも使いやすいと思います。



今回の作業で「あるといいな!」は高圧洗浄機です。
タワシでこするのはかなり重労働で、細かい部分は落としきれません。
高圧洗浄機ならピカピカになると思います。
7000円程度で買えるなんて、意外と安いんですね


そもそも分解掃除なんてムリという場合は、業者にクリーニングをお願いするのもアリだと思います。
後で調べてわかったのですが、1万円ちょっとでキレイにしてくれるんですね。
壊したらどうしよう・・・という不安と闘いながら分解し、タワシでこすりまくる作業がそんな金額で代行してもらえるなら、次からお願いしようかな・・・



これまでいろいろな洗濯槽クリーナーを試してきましたが、裏側があそこまで汚れていると意味がないんですね。
これからはこまめに洗濯槽クリーナーを使ってキレイを維持したいと思います。

(追記)
部屋干しでも臭わなくなりました!

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