バイク乗りには必ず訪れる愛車との別れですが、ボロくなったバイクをどのように処分するか悩むと思います。
ネットで口コミ等を調べてみても、大抵は買取査定のアフィリエイト記事だったりするのではないでしょうか。
「高く売れた」や「査定だけでも」という誘惑に負けて
買取申込をしてしまったら負けです。
オンライン査定では、メーカーや型式を入力するだけで金額が確認できますが、そこで表示されている金額は非常に状態のいいものや、過去の買取実績を含まれていることがあります。
「過去」というのは、そのバイクが販売されてから今までを意味します。
つまり、発売当初に買い取ったものは、当然高値で取引されますよね。
何年も乗っていたものとなるとほとんど値がつかず、1円買取となります。
自賠責が残っていた場合、こちらから言わないと払い戻す権利まで持って行かれます。
捨てるのにお金がかかるくらいなら、タダで持って行ってもらった方がラクだという人にはいいかもしれませんが、少しの手間で数万円になる可能性があります。
いわゆる「現状渡し」というものですが、写真をいくつか撮ってアップするだけで、ちゃんと動いていたものであれば1万円以上の値がつく可能性は高いです。
こういう中古車を買うような人は、慣れた人が多いので、「名義変更を1ヶ月以内に完了させてください」とか、「1週間以内に引き取りに来てください」とか、条件を付けておけば安心です。
自賠責が残っているなら、その分を落札金額に上乗せするか、名義変更後に払戻すか考えておくといいと思います。
