それらはたいてい、薄汚れたピンクや水色の花柄のようなモヤッとした柄で、いかにも使い込んだ様子のものです。
中にはいわゆる煎餅布団のようなペタッとした布団も見られます。
そのような家は、概ね築30年以上の戸建てやアパートで、日当たりの悪い、隙間風の多そうな家だったりします。
そんな布団でちゃんと寝られるのでしょうか?
もしくは、たくさん着込んで寒さを紛らわせているのでしょうか。
羽毛布団といえば、一昔前は数万円するのが当たり前でしたが、IKEAやニトリ等の格安家具屋が出てきてからは1桁少ない金額で買えるようになりました。
ベッド周りのアイテムも、機能と価格のバランスが取れたもの、普段使いがしやすいものが手に入りやすくなっています。
寒い布団で秋から春先まで過ごすのか、暖かい布団で快適に過ごすのか、費用対効果を考えれば一目瞭然です。
暖房器具の使いかたにも同じことが言えます。
1日中エアコンをつけていると、温度差の変動が少なくなり、1ヶ月数千円の差額で快適な室内環境が得られます。
この数千円の差の捉え方にもよりますが、例えば、気晴らしにスーパー銭湯に行ったとすると、1人1,000〜2,000円x2〜4人(家族)がかかります。
寒さを我慢して風邪をひくと、仕事を休んだり病院へ行ったりするマイナスのコストがかかります。
目先の出費にとらわれず、サクッとコスパのいいものを買いたいですね。