2016/05/09

京浜東北線通過駅の安価な安全対策



昼間は快速運転をしている京浜東北線ですが、通過駅が非常に危険です。

田端〜田町間で日中のみ(10時半〜15時半ごろ)という限られた時間ですが、山手線と共用する狭いホームの横を京浜東北線が通過する光景を目にすると、JR東日本の安全意識ってこの程度のものなのかと残念に思います。


通過駅となる西日暮里、日暮里、鶯谷、御徒町(平日のみ)、有楽町、新橋のうち、日暮里、御徒町、有楽町、新橋が特に危険に思います。

ホーム、階段の幅に対して乗降客数が比較的多い駅のリスクが高くなります。


特に、階段付近は乗降客で混雑すると、通過列車との距離が数十センチくらいになってしまうこともあります。


山手線のようにホームドアを設置するのが最も安全ですが、それには大掛かりな工事と費用が必要です。
数駅の限られた時間のためにそこまで投資するのは過剰に思われますが、関西にお手本がありました。


JR西日本の神戸線は、同じ快速でも平日の朝夕ラッシュ時のみ外側線を通る列車があります。
日中は内側ホームにしか停まらないので、ラッシュが終わると駅員さんがガイドポールのベルトのようなものを柱間に張っていきます。

京浜東北線快速の通過駅よりホーム幅にゆとりがあるように見えますが、外側線は120〜130km/hで新快速が通過していきますので、1m以上離れていないと命の危険を感じます。

柱に留め具を付けてベルトを張るのって100万円くらいでできちゃいそうなのですが、どうなんでしょう?
関西商人の発想なので、それほどお金をかけているとは思えません。

山手線ホームドアの設置が着々と進んでいますが、100万円くらいなら駅長決裁でベルト張れないでしょうか。




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