帰省した時等に家族や親戚が集まると、パソコンの調子が悪いとかプリンターがうまく
動かないだとかの話になります。
最近はスマートフォンやタブレットが入手しやすくなって、
うまく動かなくなった時にネットワークの状態も見なくてはいけません。
特に多いのは写真データの保管をどうするかということで、
撮った写真を毎回カメラ屋さんでプリントしていたり
メモリーカードをフィルムのように買い足しし続けていたり、
CDやDVDに焼いて日の当たる場所に放置していたり、
どうすればいいのかわからないまま放置しているようです。
いろいろなサイトで保存期限が書かれていますが、概ね以下のような年数となります。
CD/DVD/BD: 5〜20年
SD/USB/SSD: 5〜10年
HDD: 5年
あくまでも一例ですので、個体差や保管状態によって大幅に短い期間で
読み取れなくなってしまうこともあります。
4〜5年おきに新しいメディアにコピーする手間を考えると、
メモリーカードからパソコンのHDDに取り込んで、
定期的に買い換えるのが最も効率的だと思います。
価格と記録密度のバランスがいいのと、それだけのスパンがあれば
市販されている標準価格帯のものでも2倍程度の大容量化が進んでいるはずです。
今から5年前の2010年あたりは1.5〜2TBモデルのコストパフォーマンスが
最も良く1GBあたり6〜6.5円でした。
今は3〜4TBモデルが、1GBあたり3.5〜4円となっています。
同じGB単価で考えると、今のモデルでは5〜6TB が買えてしまいますので
安心して保存できますね。
メモリーカードに保存したままにしておくのは、一見ムダがないように思いますが、
消失を防ぐためのコピーの手間を考えると、何枚ものメディアを差し替えて
コピーする作業は考えただけでも気が遠くなります。